双龍遊記

著者:叶聖陶 

 

  414日、浙江省金華市で北山の双龍洞を遊覧している。

金華市から約5キロメートル出て、羅店に到達し、羅店の後徐々に山の中に入った。道路が山をめぐって伸ばしている。山でツツジが満開して、花もはも鉢植えのより元気だ。アブラギリの花も満開している。山の土がピンク色で、他の所で見たことがない。ピンク色の山、各色のツツジ、濃さの違う新緑に加えて、目の前が鮮やかで美しいものいっぱいだ。


  谷川が絶えず流れている。山につれて、谷川が広くなったり、狭くなったり、ゆっくりしたり、速くなったり、川の声も時々変わっている。入山して約5キロメートルで双龍洞に到達して、谷川がその洞窟から出てきたのである。 


   洞窟の入口で頭を上げて見ると、山が高く聳えて、勢いよく立っている。洞窟の入口が橋洞のように広い。その中が大会堂のように、周りが石の壁、頭の上が高い石の天井である。そこで千人または八百人が会議しても気楽だ。泉の水が入口の右の方向に沿って流している。それは外洞である。


外洞で泉の水の源を探し、左側の石壁の下の隙間から流れたのである。隙間と言っても、一隻の船も通行できる。どんな船だの?二人が横に並ぶのが最適のような船である。船の両方の端に紐が付けて、管理部の従業員が先に洞に入って紐を引いたら船が動き、洞の外にいる従業員が紐を引くと船が出てくる。好奇心で一人で船で横になって、頭から肩、シリ、カカトまでが船の底に接触しないなら動き始めた。船の動きにつれて目の前が暗くなったが、左右と上の山石が押してきたようだ。頭を少し上げたら必ず額や鼻を傷させるような感じがした。約8メートル進んで上陸して、内洞に到達した。


内洞が真っ黒で、何も見えなっかた。従業員がガス灯を持っていても小さな所の他何も見えなっかた。だから、どれほど広いもわからなかった。従業員がガス灯を高く上げて、洞内の景色を一つずつ紹介した。まずはもちろん洞の天井の二つの龍で、一つが黄色い龍で、もう一つが青い龍である。彼の指し示しに従ってなんとか似ているそうだ。次は石鐘乳と石筍である。これは何、あれは何、大抵形によって神仙、動物及び宮殿、器具に想像し、四十あまりもある。その石鐘乳と石筍の形が変化に富んで、それに色も豊富で、何も想像しなくても観賞に堪える。  


   洞内をまわって、内洞が外洞より一層広く、十あまりの部屋の広さである。泉の水が右側に沿ってゆっくりと流れて、静かだった。源が真っ黒な石洞の中にある。

 行列して待って、また、船に横になって洞を出た。

 

 

 

 

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